埼玉県所沢市小手指にある歯医者、辻歯科医院です。むし歯、歯周病治療を中心にインプラント、顎関節症の治療、訪問診療等も行っています。

辻歯科医院

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04-2948-9311
所在地:
埼玉県所沢市小手指町4-20-6
症例紹介

症例紹介

CASE REFERRAL症例紹介

オールセラミック

今までセラミッククラウンと言いますと、金属の被せ物の上に陶材(セラミック)を焼き付けて作製しておりました。
左下【1】の写真です。しかしながらこの方法ですと、セラミックのきれいな色に、下地の金属の色が透けて、思うようにきれいな色が 出せないことがありました。
また金属を使うことにより年数がたつと、被せ物の付け根にあたる 歯肉が、黒く変色することがあり、
そのため外観を損なう事もありました。そこで新しく開発されたのが、 金属を一切使わない陶材だけのオールセラミッククラウンです。

右下【2】の写真です。左下【1】の写真と比べると、色彩が明るく、より美しい自然の歯の色に近いと思います。
また被せ物と歯肉の接点に当たる部分も、変色もなく実にきれいです。今回のお写真の場合、患者様の左上の側切歯は、
実は抜歯されており欠損しておりますが、まるで本物の歯のように見えます。オールセラミッククラウンは、
単に元の自然の歯の色の再現だけではなく、より一段と美しい歯の色を作り出すことが出来ると共に、歯肉を健康に保つことができます。
より詳しくは、御来院下さいました時、説明させて頂きます。

オールセラミック

歯石と歯肉炎

ブラッシング時の歯肉からの出血を主訴に来院した患者様です。
特に下の前歯の裏側には歯石の沈着とそれに伴った歯肉の発赤、腫脹を認め、探針で触知すると容易に出血する状態でした。

治療前

歯石除去後の写真です。発赤、腫脹は消退しブラッシング時の出血はなくなりました。
このような歯石は患者様ご自身のブラッシングで除去することは難しく、放置されたままになると歯肉炎から歯周炎へと発展していく原因となります。
歯肉からの出血や歯石の存在に気づきましたらお早めにご相談ください。

治療後

歯肉漂白

歯肉の色が黒ずんできて気になることを主訴に来院した患者様です。
これはメラニン色素の沈着によりおこるもので、特に歯や歯肉に悪影響はありませんが、
笑ったときに目立ってしまうようではせっかく歯をきれいに治しても素敵な笑顔が台無しになってしまいますよね。

当院では主に特殊な薬液をつかう方法(ケミカルピーリング)を行い、場合によってはレーザーを用いる方法で歯肉の漂白を行っております。
処置を行った当日は少しピリピリすることがありますが、ほとんどの場合翌日には治ります。 また、薬剤も安全なものを用いておりますが、
アレルギーなどがある方は事前に歯科医師にご相談ください。

歯肉漂白

インプラント

右下の大臼歯2本が欠損している状態です。手前の小臼歯には仮歯が入っています。

術前

1回目の手術でインプラント体を埋入し、2回目の手術でインプラントに歯肉の形態を整えるためのネジを取り付けた状態です。
インプラントには天然歯と違い、生体の防御機構が働きません。2回目の手術時、細菌の入りやすくなるインプラント周囲に
口蓋から硬い歯肉を移植することにより、インプラント周囲が硬い歯肉で覆われ細菌の入り込みにくい状態にしました。

術後

アバットメントと呼ばれる土台部分を取り付けた後、最終的なかぶせ物を装着しました。
インプラント部のかぶせ物は連結しており、間に歯間ブラシを通してもらうよう指導しました。
かみ合わせも含めてメインテナンスに移行します。

土台の取付〜最終補綴

メタルフリー修復

写真は皮膚科でのパッチテストの結果、白金、亜鉛、マンガンの金属アレルギーと診断され、口腔内の金属修復物の除去を希望し来院された女性の患者様です。
歯科において重要な修復材料の一つである歯科用金属も患者様の体質に合わない場合は、ときとしてアレルギー性接触皮膚炎を惹起することがあります。
大臼歯はオールセラミッククラウン、小臼歯はセラミックインレーおよびコンポジットレジンにて修復を行いました。
この患者様の場合は治療前から金属アレルギーによる皮膚症状が口腔内や全身に認められていたわけではありませんが、
今後の症状発現の可能性の不安も解消され、また審美的にも満足して頂くことができました。
金属アレルギーについては皮膚科の専門医に依頼することもございます。気になることがありましたら、ご遠慮なくお知らせください。

術前 / 術前

歯周再生療法

比較的軽度の歯周病であれば、歯や歯の周りを清潔に保つ治療を続けることで治すことが出来ます。
しかし、炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどく損傷が大きい場合には、
歯周組織を回復させるための歯周外科手術が必要となることがあります。この際、骨の破壊が部分的に限局したものであれば
歯周組織再生誘導材料のエムドゲインゲルを用いることで、より良好な歯周組織の回復を期待できます。
エムドゲインゲルとは、スウェーデンのビオラ社で開発された新しい歯周組織再生誘導材料のことです。
主成分のエナメルマトリックスデリバティブは、子供のころ、歯が生えてくる時に重要な働きをするタンパク質の一種でできています。
現在の科学水準に基づく高い安全性確保の下、幼若豚の歯胚から抽出精製したもので、世界40カ国以上で使用されています。
歯周外科手術の際に、手術部位にエムドゲインゲルを塗布することにより、歯の発生過程に似た環境を再現することができます。
こうして、初めて歯が生えたときと同じような強固な付着機能を持つ歯周組織の再生を促し、健康な歯周組織を取り戻します。

実際の症状
レントゲン

患者様は右下奥歯から出血することを主訴に来院された50代女性です。
診査の結果、右下第一大臼歯は歯周病が進行し、
レントゲン写真の○部分の骨が吸収し深い歯周ポケットを形成しているのを認めます。

歯周基本治療後

歯周基本治療後、歯周外科処置時にエムドゲインゲルの塗布を行いました。

術後半年〜1年後/レントゲン

術後半年および1年後のレントゲン写真です。
初診時と比較して、歯の周りに骨が再生しているのが確認できます。
この再生療法を行うにあたっては基本的な歯周病の治療が一通り終わっている必要があります。
歯ブラシの使い方が悪い場合や、きっちりとした歯周病の治療ができていないと、
このエムドゲインを使っても効果が期待できない場合があります。
また水平的に骨が吸収し、歯がグラグラしているような場合も適応できない場合がありますので
しっかりとした診査が必要になります。
歯周病は慢性病です。エムドゲインを使って骨を再生させても、その骨を溶かす細菌が増えだす環境に戻ってしまえば、
再度骨は吸収する可能性があります。
そのため定期的なポケット内の清掃および全体のクリーニングを継続していくことも重要なことの一つです。

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